~弱さはみんなをつなげる~
年末Go toキャンペーンが延期になり、新年緊急事態宣言が出され、孫でもって北信越地方は大雪に襲われ、飲食業そして宿泊業、観光産業はコテンパンにやられてます。
パン屋さんも例外ではなく(そうじゃパン屋もあるかな)、ナミテテは成人の日、開店数時間なんとお客様ゼロ!
凄い記録です。こんなことは開店以来なかったこと。これが一時的ならいいのですが、そのようには思えなかったです。
それで「せつないな~」 とFB上で嘆きましたら・・・
FBを見た皆さまから、力強い言葉を沢山いただいきました!
皆さまの言われるとおりなのです(泣)
長期的なコロナで大雪で・・・みんな大変なのは分かるし、もっともっと危機的な状況に置かれている方々が沢山おります。それなのに、前向きに、大変な顔を見せず、嘆かず、愚痴を言う事もなく、自分よりましな人を羨む言葉もなく、淡々と毎日過ごしていて凄すぎます。
私の周囲の人々、いや新潟の人達・・・人間性が高い、懐が深い、精神力が高い、忍耐強い、どんな時も前向きで、今風に言うなら民度が高いというのでしょうか。
こんな生き方も一つですが、もっと弱音を吐いてもいいのに~って思いもいました!武士は食わねど高楊枝はたまにいいけど・・・我慢しずぎ!!
どんなに企業努力をしても、お客さんが来なくなり、収益どんどん減って行くと、コロナ禍でもお給料が変わらない人はいいな~って口に出したくなる。
鬱々となって、死にたい気分になっていく事も理解できます。
嘆いたり、愚痴を言ったり、自分の弱さをもっと出す・・・人はその行為が醜い、未成熟というかもしれない。しかし、そこにずーと留まっていても何も生れないと実感できると、前を向いて、明日を信じて、今自分が出来ることをやって行くしかないという思いが自らの内側から湧き上がってきます。
人は弱さを出すことは、明日への一歩のための過程として、必要な人もいるように思いました。
すべてが必然なんだとか、自然災害に文句言うなとか、言霊だからネガイティブな言葉は吐かないで!と言われるとなんだか苦しいです。
「せつないな~」って言ったら沢山の人達から声援、共感、同情の言葉を頂きました。個人的にも長いメールをくださった方々もおります。
人は弱さを出すと、誰かと繋がります。自己責任論に対して、誰かに少し頼って生きていく。それって好ましくない事かな・・・
誰もが2020年は我慢の連続だたので、2021年はあんまり我慢し過ぎないで、苦しい時は叫びましょうね。隣の誰かにささやきましょうね。