チャリティイベントとして毎年開催しています。今年は2年振りにサカキマンゴ―さんを迎えてライブがあっての沢山の方々に来て頂きお陰様で満員でした。ありがとうございました。会場はほぼバリアフリーなので車椅子や松葉杖ご利用の方々にも来て頂けました。子供達も走り回って遊んでいました、また多国籍な人たちが集まり飲みながら食べながらで自由な空気感がアフリカ的で居心地良かったです。

ケニアのNGO代表の松下照美さんのお話は、知的でエネルギッシュな彼女の生き方そのものから学ぶ事が沢山でした。施設から脱走したストリートチルドレンの一人に思いを注ぎ何日も何日も探し続ける、強盗や盗賊にあってもへこたれない、ストリートでシンナーでフラフラになった子供達に真剣に説教する・・・。現在はクラウドファンディングでの資金を使ってドラッグ(シンナー)を抜くためのリハビリセンターを建設して子ども達と一緒に生活しています。もう直ぐ古希を迎える細身の体から出てくるそのバイタリティ―は映像を見ていて理解できました。

親指ピアノ奏者のシンガソングライターのサカキマンゴ―さんのライブ、説明するのは難しい・・・なぜなら唯一無二のアーテイストだから。アフリカの伝統的な民族楽器を使いこなす。“ンドノ”という楽器はまるでシャーマンに呪いをかけられそうな幻想的な世界、スワヒリ語なのか鹿児島弁なのか凡事の私には理解不能だけど、その歌詞にはエネルギーを感じる。そして親指ピアノの音色の美しい事、引き込まれていきます。・・・世界中を回っていろんな人達とライブをしてきたマンゴーさんその経験が融合されている。かつ彼の世界の根底には自身の起源やオリジナリティーを大切しているのを感じます。自身の経験そして日々の生活や仕事の連続からしか自分らしさなんてでてこないと実感できるライブです。良かったな~だから焦らず自由に日々目の前の事を淡々とやって行けばいいそれがいい。

開演前のリハーサル中のマンゴーさん(下)。この時の伝統的な楽器の音色は最高でした。サンセットの時間には夕日を見ながらアフリカ料理を楽しむつもりが、お料理に夢中でいつの間にか沈んでいましたが、綺麗だったようです(笑)。

会場は大きなスピーカーも整備され最高の音響環境!

照美さんの活動の映像の迫力は素晴らしい!

物販もありました。アフリカの楽器や小物・・・





ファンと追っかけの方々に囲まれているマンゴーさん!